弁護士の転職

時々医者や看護士、教師、弁護士など資格を持った友人を見ると「資格さえあれば何とかなるから、うらやましい」と言う人がいます。転職するような考えなど浮かばないほど、熱望して仕事に就いたのだから、やはりやりがいがあるのだろう、と言うのです。弁護士になったからといって、転職を考えないわけではありません。大きな法律事務所入り、企業の法律相談に乗って忙しい仕事をこなす内に仕事に疲れ、嫌になって転職を考えることもあります。しかし、弁護士の資格が活かせるのは弁護士の仕事だけ、転職先も同じような法律事務所か、町の小さな法律事務所を開くか・・・転職先は限られてくるのです。確かに仕事は決まってきますが、反対に言えば選べず、また狭い業界の中での転職は難しいということなのです。決して彼らの転職が安易なわけではないのです。

「谷将貴のゴルフ非常事態宣言」がお薦めな理由