60歳以上は自動車保険が重くなる!?

大手損害保険会社各社が2010年の春より、60歳以上のドライバーの自動車保険料を引き上げる方向について検討を進めています。2009年7月に損害保険料率算出機構が保険料の目安となる参考純率について、実際に事故率が高い高齢ドライバーの区分を初めて設けたためです。各社は事故率に見合った負担増を求める意向ですが、自動車保険料を大幅に引き上げれば60歳以上の車離れにつながる恐れもあり、自動車保険料を上げるかどうか、設定に悩んでいるのが現状です。 実際の保険料は参考純率をもとに損害会社各社が独自に決めることになります。互いの商品プランや価格競争を考慮しての設定が、今後どうなるのか注目していかなければなりません。少子化による若者層の車離れの一方で保険料の引き上げによる60歳以上の車離れも問題になりそうです。

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